「木」は光合成により、地球環境に負荷をかけるとされている二酸化炭素を吸収・蓄積します。その
効果は伐採され木材となり家になっても変わりません。築50年の木造建築物では、その50年間、二酸化炭素を固定していると言えます。伐採された跡地に植林することで、そこで育つ木々は、新たに大気より二酸化炭素を吸収し生長します。
また、材料には製材品やコンクリート、鉄、アルミ等様々な素材が挙げられますが、製造時に発生する消費エネルギー(化石燃料の燃焼によるもの)や排出される二酸化炭素量を比較すると、木材は他の建築資材の製造エネルギーに比べて桁違いに少ないことから、「エコマテリアルとしての木材」と考えられています。
*「タテログ®︎住宅」の炭素貯蔵量は、「木造住宅」の約3倍、「鉄骨プレハブ住宅」「鉄筋コンクリート住宅」の約12倍、
炭素放出量は「鉄骨プレハブ住宅」の約1/3、「鉄筋コンクリート住宅」の約1/4(「木造住宅」は同等)と考えることができます。