【福島県富岡町】【工場(ワイン醸造所)飲食店 店舗】
東日本大震災の津波から14年。富岡町の沿岸集落は壊滅し、唯一残されたのが一棟の蔵であった。遠藤氏は2016年、有志とともに沿岸部にブドウの苗木を植え始め、津波被災地をブドウ畑として活用する逆転の発想で町の新産業を育ててきた。現在、とみおかワインのブドウ畑は富岡駅東側の旧居住地に広がる。
醸造所にはレストランとテラスを併設し、地元住民やボランティアの手で育まれた畑を主役とした空間を構成している。テラス上部には木組の屋根を架け、蔵の意匠と呼応させた。長手方向のトラス構造により南側の畑を望む開放的な眺めを確保し、2階レストランからは海・ブドウ畑・常磐線・再建された町並みが一望できる。外壁にはかつての住宅に使われた焼杉板を再利用し、記憶を継承している。津波で変形した蔵の窓はそのまま残し、内部はシアタールームとして活用予定である。
貯蔵庫の内壁にはタテログ(ビスタイプ)を採用している。熱容量を高め室内環境を安定させることで、ワインの醸造・貯蔵に適した空間づくりに寄与している。(はりゅうウッドスタジオ)
撮影:早川記録
*とみおかワイナリーの詳細はNEWSにてご紹介しております。
→https://panel-log.com/blog/sites/213412
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場所
福島県富岡町
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施工者
株式会社芳賀沼製作
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面積
1階 240.31m2 , 2階 146.94m2
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設計士
建築・監理:はりゅうウッドスタジオ , 構造:坂田涼太郎構造計画事務所 , 設備:エム設備設計事務所 , 電気:鳳設備設計 , 照明:ぼんぼり光環境計画
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