【長野県】【注文住宅】【新建築掲載】『耐震等級3』
冬季の最低気温が-23℃の厳寒の地で、夏季には34℃にもなる盆地型気候に建つ地下1階、地上1階の住宅です。
環境問題や省エネに造詣が深いお施主様と設計者は、このような厳しい風土で、地域の気候特性を活かして、人間にとって快適な環境をつくろうという建築デザイン「バイオクライマティックデザイン」を取り入れ、敷地に西風を避け、南東の午前中の太陽を最大限に取り込み、ダイレクトゲインの蓄熱を床に入れることを計画しています。太陽光パネルを設置した屋根の勾配は、効果的に太陽光を取り入れる角度に傾斜しています。
その他に
「八ヶ岳を望む景観に配慮し、LDK、屋上展望テラスの床高さを決定」、
「さまざまな使用用途に対応した活動配置計画」、
「平均熱貫流率UA値0.32W/m2・K、一時消費エネルギー52.8GJのスーパー環境配慮計画」など
住環境性能の他、住み心地や脱炭素へも配慮したエコハウスです。
リビングの本棚裏や外壁部にパネルログの壁が採用されている耐震等級3のお住まいです。
*新建築2022年10月号掲載
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第1回SDGs住宅賞【硝子繊維協会会長賞】(2024.02 追記)
新建築 2022年10月号掲載
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竣工日
2021年12月
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場所
長野県茅野市
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構造
木造/地下1階 地上1階
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施工者
芳賀沼製作
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面積
建築面積:118.48m2 延床面積:124.54m2
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設計士
設計・設備:中村勉総合計画事務所 構造:中村勉総合計画事務所・K&K設計室